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院長挨拶

院長から皆様へのご挨拶

2025年4月1日付けで大分県済生会日田病院の病院長を拝命いたしました。病院をご利用いただいている方をはじめ、皆さまにごあいさつを申し上げます。

済生会は、明治天皇の「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療によって救おう」という「済生勅語」と御下賜金を基金とし、「恩賜財団済生会」が創立され、現在は社会福祉法人恩賜財団済生会として40都道府県に83の病院を含め405の施設を有する日本最大級の医療福祉団体となっています。

大分県済生会日田病院は平成2年10月に大分県西部医療圏(日田市・玖珠郡)の急性期医療の中核病院として、開院しました。開院35年の間に地域の医療・福祉ニーズに対応するへき地拠点病院として救急病棟・回復期病棟・地域包括ケア病棟・緩和ケア病棟、大分県地域生活定着支援センター、訪問看護ステーションなど開設・多機能化、また医療圏の災害や震災に備えた医療体制(災害派遣チーム、救急車整備、非常電源装置など)も併せて構築してまいりました。

そして現在社会情勢や保険医療をとりまく環境は大きく変化してきています。大分県西部地域や隣接する市町村において少子高齢化にともなう人口減少、地域の医療・介護に関しては職員不足の深刻化に加え、医療経費増大や物価高騰など取り巻く医療情勢、地域情勢には厳しいものがあります。しかしながら、済生会日田病院として職員一同は、これからも地域の医療・介護に微力ながら貢献できる中核病院として、県・市町村・医師会・西部地区住民の皆様のご協力のもとに最善の努力を続けていきたいと思います。

院長 大坪 仁

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