形成外科
スタッフ紹介
非常勤医師
水曜日 | 守永 圭吾 |
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診療内容
形成外科とは、先天性および後天性の身体外表の形、色の変化、すなわち醜状を対象とし、これを外科的手技により形態(美容)解剖的に正常(美形)にするものです。
- 1.先天奇形:口唇裂や小耳症などの顔面奇形、多指(趾)症や合指(趾)症などの手足の奇形など
- 2.外傷:熱傷、顔面外傷、顔面骨骨折、手指の切断(再接着)、四肢外傷による組織欠損、外傷後の瘢痕拘縮及びケロイドなど
- 3.腫瘍:皮膚・皮下良性および悪性腫瘍、頭頚部や四肢悪性腫瘍摘出後の再建、乳房再建など
- 4.美容
があります。その他具体的には、眼瞼下垂、眼瞼内反・外反症、陥入爪、彎曲爪、腋臭症、わきが、褥瘡などの治療を行っています。
形成外科は、他科と協力しチームを組んで治療にあたることも多く、これは創傷治癒という傷の治りにかかわる理論を理解し、さまざまな治療の手段を持っているからです。
特色
Q スイッチ ルビーレーザー(レーザー治療)のご案内
レーザー治療について
当院では、皮膚のメラニン色素異常に対するレーザー治療を開始しました。Qスイッチルビーレーザーは、様々なシミやあざを治療する強力なレーザーです。
レーザー光は、ある特定の色素に反応し吸収される性質があります。
ルビーレーザーは、皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れています。
傷跡を残さずに、メラニン色素のみを破壊しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。
レーザー照射時の痛みは、輪ゴムをはじいた程度の痛みです。
外来通院で治療ができます。
個人差がありますが、浅いシミや小さなホクロなどは1回の治療で済みます。
深いあざなどは、2~3か月以上の間隔で平均3~5回の治療を行います。
1回の照射は一瞬なので、小さなホクロなどは1~2分程度、大きなあざは15~20分程度で終了します。
妊娠中はホルモンの影響でシミが濃くなりやすいので、出産後に治療を受けることをお勧めします。
適応疾患
深在性色素疾患 | 太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、ほくろ、刺青等 |
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表在性色素疾患 | 老人性色素斑、そばかす、扁平母斑等 |
受診の仕方
まず一度受診していただき、疾患の状況を診て予約状況等を確認後、照射計画を立てます。診療日については、外来各科医師診療日一覧をご確認ください。
料金
保険適用外の場合、通常料金1cm平方あたり3,000円(税別)の他、初診、再診料、投薬料等が発生します。
- ※シミやあざの種類・状態により、治療時間や回数は変わってきます。お気軽にご相談ください。