当院のご紹介Facility information

大分県地域生活定着支援センター

センター長挨拶

令和3年8月1日付にてセンター長に就任しました。
当センターは、高齢であり、または障がいを抱え、刑事上の手続き又は保護処分による拘束が解かれたあと、自立した生活を営むことが困難であると認められた対象者に対し、保護観察所や医療福祉等の関係機関との連携により、地域で自立した生活ができるよう支援を行っています。

平成22年6月、大分県から事業を受託し、全国的に事業を展開する済生会の第1号として、また、医療を母体とする初めてのセンターとして、大分市に事務所を開設し、すでに11年が経過しました。これまでのご支援に衷心より感謝申し上げます。

対象者が持つ肯定的な気持ちや思いに寄り添い、司法や医療、福祉の協力を得ながらチーム力を持って、再犯に繋がらないよう生活の組み立てを支援するとともに、当センターが対象者にとって必要不可欠な存在となるよう、済生会の「施薬救療の精神」を理解し、思いやりの気持ちをもって対象者の福祉の増進に取り組んでまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

センター長 桑野博文

運営方針

  1. 1.支援対象者の意思及び主体性を最大限に尊重し、常に誠意ある態度で接する。
  2. 2.活用できる社会資源の状況等を十分に踏まえ、継続的かつ計画的な福祉サービス等の利用が行われるよう配慮する。
  3. 3.業務遂行に当たっては、支援対象者及び関係者のプライバシーの保持に留意し、個人情報の管理には適切な対策を講じるなど万全な体制を整える。
  4. 4.業務の遂行に当たっては、常に公正かつ中立的な姿勢を保持するよう心がける。
  5. 5.本事業を効率的・重点的に実施する観点から、地域の総合力を生かした事業の実施に当たるよう努める。

業務概要

1.コーディネート業務

  • 保護観察所からの特別調整協力等依頼
  • 援護の実施市町村との調整
  • 受入れ先(帰住地、身元引受人、福祉事務所)の斡旋・選定・確保
  • 福祉サービス利用までの各種申請(要介護認定、障がい者手帳、生活保護等)の事務手続き

ほか

2.フォローアップ業務

  • 受入れ事業所に対しての助言や支援
  • 訪問による本人への直接的な支援

ほか

3.相談支援業務

  • 矯正施設、更生保護施設等からの福祉相談
  • 利用者との面談・アセスメントの実施
  • 本人、家族、行政機関等からの相談
  • 警察署・家庭裁判所等からの相談

ほか

4.啓発活動

  • 市町村役場並びに福祉施設等への情報提供
  • 市町村役場並びに福祉施設をはじめ一般の方々を対象にした啓発講演会の開催

ほか

活動情報

苦情解決のための取り組み

大分県地域生活定着支援センターでは、苦情解決に関する規程を整備し、当センターが実施する支援業務に係る苦情解決について適切に対応を図り、利用者等の信頼に応えるとともに、福祉サービス等の向上に努めることとしています。

苦情の受付

苦情については、苦情受付担当者が随時受付いたします。受け付けた苦情は、苦情解決責任者に報告するとともに当センターの事業を所管する大分県の部署等をもって構成する定例連絡協議会へ報告します。 苦情受付担当者及び苦情解決責任者は次のとおりです。

  • 苦情受付担当者 相談員主査 比良 千奈美
  • 苦情解決責任者 センター長 桑野 博文

苦情の解決

苦情解決責任者は、苦情申出人と話し合いを行い解決に努めます。解決が困難と判断した場合は、定例連絡協議会に報告の上、解決に向け協議します。
苦情解決責任者は、改善を約束した事項について、苦情申出人及び定例連絡協議会に対して、一定経過後、報告します。

苦情の公表

苦情の解決結果については、ホームページや広報誌等に掲載し公表します。
なお、当センター開設から今日まで、苦情の申し出はありません。

その他

解決ができない、納得がいかない、あるいは、言い出しにくい場合には、大分県社会福祉協議会に設置された大分県福祉サービス運営適正化委員会(電話097-558-0301)へ相談することができます。

交通のご案内

大分県地域生活定着支援センター
住所:〒870-0021
大分県大分市府内町1丁目6-11 小財ビル2階
TEL:097-536-5105 FAX:097-536-5106

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