画像診断部
スタッフ紹介
楠元 正志
画像診断部長
森下 泰治
画像診断部技師長
曽根 章文
主任診療放射線技師
安枝 一也
主任診療放射線技師
荒川 洋
主任診療放射線技師心得
画像診断部長(医師) | 1名 |
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診療放射線技師 | 11名 |
事務職員 | 1名 |
業務内容
日田玖珠地域の中核病院としての役割を担うべく、充実した画像診断機器とIDリンク導入により、ハイレベルでよりスピーディーな診断画像が提供出来るよう努めています。まだ完璧とはいきませんが、ハード(設備)・ソフト(技術)ともに地域のお役にたてるよう、頑張っていきたいと思っています。
設備紹介
80列マルチスライスCT
令和3年2月にCTを更新いたしました。AI(人工知能)技術を搭載した最新鋭の高性能80列マルチスライスCTであり高速撮影が可能となりました。
AI技術を駆使して、放射線による被ばくを大幅に低減させ、また少ない造影剤でも高画質な画像提供を可能とした世界初の画像構成技術を搭載しています。
FPDデジタル血管造影撮影装置
令和2年9月に血管造影撮影装置を更新いたしました。FPD搭載の装置であり、迫力の大型モニターにはより鮮明な血管画像を描出することができます。
またCT画像や3-D構築されたデータを映し、速やかな検査進行を促すとともに被ばく線量も管理され、検査時間短縮で患者の負担も大幅に軽減することが可能となりました。
1.5T MRI装置
磁気共鳴断層撮影装置(MRI)とは、磁場を利用して体内の様子を画像化するもので、解剖学的、質的診断にきわめて有効な検査です。
更新により今までのMRI装置より 検査時間が早くなるだけでなく、静かに検査を受けていただけるよう患者様に優しい装置となります。
もちろん性能や画質は飛躍的に向上し、これまで以上に診断能力の向上が期待できます。
(この装置は、自動車事故被害者救済のために令和元年度日本損害保険協会の寄付事業の一部補助を受け整備しました)
FD透視診断システム
平成28年1月、FPD搭載の透視診断システムを導入いたしました。主に内視鏡を使った透視検査での進行をスムーズに行えるようレイアウトされた検査室となりました。
骨塩測定装置
骨塩定量測定の装置が平成26年10月から新しくなりました。
骨塩定量とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗鬆症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。
以前の装置は前腕骨のみの測定でしたが、腰椎と大腿骨で測定ができるようになりました。
標準的測定法である腰椎骨密度測定に加え大腿骨での測定も加えることで腕や測定するより、信頼性、再現生に優れます。
腰椎、大腿骨は骨粗鬆症による骨折が生じる部位であり、その当該部位を測定することで、最も直接的に骨の状態を評価することが出来ます。
骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことができますので、気になる方は窓口にご相談下さい。
乳房撮影装置(マンモグラフィー)
通常撮影に加えて断層診断を行うことにより、これまで乳腺と重なって見えづらかった小さな病変の描出能力が飛躍的に向上しました。
微小石灰化病変の生検(バイオプシー)も同装置で実施可能となります。
マンモグラフィー撮影にはすべて女性スタッフが対応します。
心臓カテーテル検査用FPDデジタル血管造影撮影装置
通常検査から急性期の心疾患に対するPCIも含め、24時間体制で対応。
その他ペースメーカー埋め込み術や、末梢血管治療も実施。
専門スタッフをそろえチーム医療を実践。
核医学診断装置
骨転移検索をメインとした骨シンチや、その他あらゆる臓器を対象とした機能検査にも対応。また、脳や心臓といったSPECT検査も年間 50例実施。検査時間が短縮され、画質も大幅に向上。
他検査(CT、MRI)とのフュージヨン(合成)や心筋の3次元動画も表示可能。
一般撮影装置
3室ある一般撮影装置を老朽化のため全て更新。FPD採用で撮影画像を瞬時に確認。
患者への負担軽減や、検査時間短縮に大いに貢献。
1室にはコニカミノルタ社のX線動画解析ワークステーションKINOSISを導入。
これまでのX線写真を動画撮影することで臓器や関節の動きを定量化し、症状や機能評価に今までにない新たな視点が加わることになる。
特に胸部撮影では、呼吸状態で撮影した肺組織の挙動に伴う信号値変化を捉え、それをディスプレイ表示し生体のわずかな動きを可視化することで、一定の機能評価のための情報収集に寄与することに期待が持たれる。
パノラマ撮影装置(歯科口腔外科)
R3年11月更新
高精細画像で診断能向上
Digital Radiography(DR)装置
Digital化