医療社会事業室
スタッフ紹介
室長 | 甲斐 祐治、桑野 博文 |
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医療ソーシャルワーカー | 金子 恵美・小野 恵奈未・後藤 優佳・若杉 実空 |
あけぼの寮(大分市出向) | 石田 圭・重光 宏俊 |
業務内容
医療社会事業室では、当院の根幹事業である無料低額診療事業を中心に、生活困窮者支援事業(なでしこプラン)にも取り組んでおります。ソーシャルワーカーは患者さんが治療に専念ができるよう療養中の心理的・社会的問題、退院援助、社会復帰支援から経済的問題への支援、介護・障がいサービスの手続き支援など多岐に渡る相談に院内スタッフはもとより関係機関と協働で、患者さん、家族と共に問題の解決を目指しています。また当院では生活困窮者支援として刑余者の自立支援に取り組み、県内唯一の更生保護施設あけぼの寮へ相談員2名を出向させ福祉支援を行うとともに保護司としても地域で活動を行っています。
無料又は低額診療事業(社会福祉法第2条第3項)
済生会日田病院では、生活困窮者を医療で救済する「施薬救療」のもと、開院以来「無料低額診療事業」に積極的に取組んでいます。生活に困窮し受診を控えたり、受診回数を減らすことのないようご相談ください。(例えば、市県民税非課税世帯など医療費の支払いに不安を感じている方等)医療ソーシャルワーカーが面談のうえ、医療費を減免し不安なく治療を受けるお手伝いをさせて頂きます。(令和4年度の利用者延16,697人)
医療ソーシャルワーカーにご相談ください。(代表)0973-24-1100
更生保護施設での福祉支援事業
大分市の更生保護施設「あけぼの寮」に平成27年から相談員2名を出向させています。これは更生保護施設と済生会の双方において全国唯一の取り組みです。入寮者に対し、保険証・住民票の設置など再出発を助ける取組みを行うと共に新規入寮全員に対し、日田病院での健康診断を実施しています。また、治療を必要とする場合においては、施設の近隣医療機関と協力し医療費の自己負担分を当院が支払い、安心して医療を受ける体制を取っています。
- ※更生保護施設(矯正施設退所者や保護観察中などで帰来先を有さないなど直ちに自立更生をすることが困難な者に対し、宿泊場所や食事を一定期間提供するとともに社会適応のための訓練や就職支援などを行う施設。